滝沢は絶えてひさしくなりぬれど名こそながれてなほ聞こえけれ

【読み】

 たきざははたえてひさしくなりぬれどなこそながれてなほきこえけれ


【大意】

 滝沢(馬琴)は死してひさしくなるが、その名前はながれて今の世にも聞こえていることである。


【附記】

 藤原公任(四条大納言。966-1041)の「滝の音は絶えて久しくなりぬれど名こそ流れてなほ聞こえけれ」を本歌取りした狂歌である。至ってどうでもいい内容だが、3文字(本歌の「音」はオトと読むようであるから字余りである)動かしただけで仮にも意味が通っていると思う。


 思うに『南総里見八犬伝』の名はあまりにも有名だが、当小説投稿サイトの利用者の中でも読んだ人は相当少数ではないか(わたしは部分的に読んだ)。他人がめったに手に取らないものを読んだことがあるとすれば、それは誇りうることだと思う。

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