ねむられぬ病はやると聞くときは泰平の世も穏やかならず
【読み】
ねむられぬやまひはやるときくときはたいへいのよもおだやかならず
【大意】
ねむられない病気(=不眠症)がはやっているらしいと聞くときは、太平の世といえども心穏やかではいられないことである。
【附記】
不眠症を患うひとの苦労は察するに余りある。
推敲前、第四句「治まれる世も」。和歌は和語(=大和言葉)で詠む原則があるようだが、「泰平(太平)」の語は日本人の精神にもはや遺伝子レベルで刻まれているかと考えた。
【例歌】
泰平の眠りをさますじようきせんたつた四はいで夜も寝られず 落首
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