この世より色も失せよと思ふほどつらくかなしきこの夕べかも
【読み】
このよよりいろもうせよとおもふほどつらくかなしきこのゆふべかも
【大意】
この世界から色もなくなってしまえと思うほどつらくてかなしいこの夕べである。
【附記】
わたしのことをよく知るひとからは、2社連続で一次面接を通過できなかったくらいでそんなにくよくよするなと突っ込まれそうである。
推敲前、初句「わが世より」、第二句「色失せなむと」。後者のニュアンスの変化に注目してもらいたい。
【例歌】
世の中を
我がやどのい
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