この世より色も失せよと思ふほどつらくかなしきこの夕べかも

【読み】

 このよよりいろもうせよとおもふほどつらくかなしきこのゆふべかも


【大意】

 この世界から色もなくなってしまえと思うほどつらくてかなしいこの夕べである。


【附記】

 わたしのことをよく知るひとからは、2社連続で一次面接を通過できなかったくらいでそんなにくよくよするなと突っ込まれそうである。


 推敲前、初句「わが世より」、第二句「色失せなむと」。後者のニュアンスの変化に注目してもらいたい。


【例歌】

 世の中をしとやさしと思へども飛び立ちかねつ鳥にしあらねば 山上憶良

 我がやどのい笹群竹ささむらたけ吹く風の音のかそけきこの夕かも 大伴家持

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