アクセス数

エピソードごとの累計PV数

夕まぐれテールライトの赤い灯がぬれた路面に落ちてちらばる
49
338
PV
いつの日になくしただろうふかふかの布団がさそうあの寝心地は
42
199
PV
仲春の見れば夜空に星々はうつつに光るなみだにもにて
34
147
PV
見上ぐれば桜の花に雲かかり羊の聲す春の夢かも
30
120
PV
時の川ながれは絶えて夢の苑に出立つ見ゆるむかしびとかも
26
106
PV
クの音は耳に親しむサの音は人の心に雲を呼ぶらし
24
82
PV
風の強い日のことだったベランダに乾した布団が飛び立ったのは
18
73
PV
情にやほださるることあるまじと心は常の旅路にあるを
20
83
PV
初夏の候マクドナルドの隣では空の容器が風に転がる
21
80
PV
楽しみはものなど飲むとうちあふぎよき掛軸の姿見るとき
16
53
PV
わたしはね女の子よとその人の薄桃色のマスクは言って
14
59
PV
外つ国の花と思へど青丹よし奈良にしあれば古思ほゆ
14
77
PV
※注 短歌ではなく旋頭歌を載す とかくして公の場にスマートホンをのぞき込むひとりとわれもなりにけらしも
14
102
PV
敷島に源氏ありとふ人あらば後の世かけて友といはじな
15
188
PV
※注 本文に長歌とそれに係ることを載す
17
108
PV
苟も八雲の道を行く我ぞ万葉の書を枕に敷かむ
14
124
PV
木洩れ日のにほふ腰掛け清くあれど草深くして座りがてにす
13
59
PV
若き女の今様衣妙にして恐ろしきかも美しきものを
12
53
PV
石上故郷恋し畳なはる青山脈のその懐し
10
39
PV
看護婦の働く観れば古の采女もかくやと思ほゆるかも
11
50
PV
久しぶりに日記付けむと取り出だせば一年余りすでに経にけり
15
50
PV
黄昏の世にしもあれどよく喰はゞ暖かゝらば楽しくもあらむ
12
43
PV
かねてより病を防ぐ試みも過ぎては毒といふべかりけり
12
44
PV
ひさかたの青き風ふく夏の日に過ぎにし春の夢を見るかな
10
498
PV
終日蒲団に臥して魂を左の胸に息まするかも
8
43
PV
むらぎもの心のいろにそめあげて桜の涙い継ぎ散りゆく
9
41
PV
おもしろきことを言はねば人間にあらざるとしも言ふが如しも
9
34
PV
如何ばかりせみの鳴く音の大けれど人に優りてうるさきはなし
10
35
PV
夢に見ることさへあらむ黒人とゲルマン人のをとこの巨躯は
8
33
PV
自転車を半日漕いで口にした拉麺の味忘れえめやも
10
35
PV
国人にわびの言葉の多くしていさゝか我は答へかねつも
7
33
PV
誰からも食事の邪魔は御免にて人に知られで喰ふよしもがな
9
28
PV
ふるさとの高速道路のとなりなるふるきやしろに落葉つむらむ
9
24
PV
かかる身の知れては蕪村先生に叱らるるよと奮ひ起ちつつ
7
23
PV
わが友はいづれなりやと尋ぬれば置き去りにせし記憶なりけり
8
29
PV
借りてきた猫みたやうに秋雨の電車のゆれに委ねつるかも
9
25
PV
黄色なる日暮れの空にうばたまの烏のゆくを見れば楽しも
8
27
PV
若ければ美しければちやほやとされやうものをいかにかはせむ
6
35
PV
拉麺の口で長崎ちやんぽんを食べればすこしもの足りぬかも
7
28
PV
つきあひは上面にてもありたしとかく思ひをりわかりあへねば
8
25
PV
つながりは絶えてひさしくなりぬれど心のおくの友にこそあらめ
9
34
PV
灰色の煤にまみれてうちひさす都に暮らすその人あはれ
8
26
PV
横顔に娘のときの面影を見せつつ物を思ふ人かも
9
25
PV
ドリームズカムトウルーなるグループのなにがしの曲聴けばかなしも
9
29
PV
ひとの身のよごれやすきを知るときは戸を出づるさへもの憂かりけり
9
27
PV
あをによし奈良の都を一望にながめし夜は忘れざりけり
7
22
PV
見たままが詩になるならばそのひとの眼はビードロの細工なるらむ
7
26
PV
軒先にあそぶすずめをながむれば世を遁れたる心地こそすれ
9
26
PV
遠くまで来ると思ふぬばたまの夜に浮かびたつ街を望めば
8
28
PV
童にはあらざる身さへ時間とのおひかけつこに日が暮れてゆく
8
21
PV