第24話 ルクス・ハノマアク

 エスタルド人民共和国の前国家主席からウイリスを託された補佐官で、実質的には摂政を行っていた、すっかり悪い奴かと思っていたが、実はウイリス思いのいい奴でした。

 大体、この場合、私利私欲に走るヤツがこのポジになるのだが、この国には、そういうヤツはいないようだ。

 いい国だね。

 国外逃亡を図ったウイリス、誰もいない宮殿で「命令」の意味と重さを理解したウイリスの帰りを待って祝賀会「国家主席誕生の祝い」の準備をしていたって…アンタ、ニュータイプですか?

 真の国家主席誕生を祝いながら、政治的責任をとり、ウイリスに自分を糾弾するよう進言し新連邦との和平交渉の影の礎となった。

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