第9話 ニコラ・ファファス

 ニュータイプ研究所の所員、実は宇宙革命軍のスパイ。

 新連邦の情報とティファを手土産に意気揚々と帰還するのだが、ティファのニュータイプ能力に嫌悪感を示したザイデルを見て、激しく後悔。

「やっちまったな…」

 新連邦との和平を主張し始めるが、スパイの正論など誰も耳を貸さないのは世の常である。

 反乱分子として殺されてしまう。

 だが彼の意思はランスローへ引き継がれた。


 スパイは報われないのだ。

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