　ウィナー家当主、つまりカトルの父親。

　L4コロニー及び中東方面の有力者。

　カトルにマグアナック隊が付き従うのは、この関係性からである。

　コロニーがOZに傾き、L4の資源衛星をモビルドールの生産工場として運用しようとする首脳陣に反発、もとより、コロニーの私物化などの声もあり、ブチギレる。

　自己所有の衛星をOZには渡さないとコロニーから切り離すが、まさかのL4コロニーからの攻撃を受け爆死。

　これがカトルの暴走に繋がってしまった。

　民意が生んだ悲劇である。

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