第50話 ロラン・セアック
インド系美形の中世的な主人公。
その性格も穏やかな歴代主人公の中でも群を抜いた異質なガンダム乗りである。
地球人を差別しないムーンレイスであり、基本、争いは好まない。
あんなガンダムに乗っておきながら…
争いは好まないのだが、核は使うし、月光蝶は発動させるしと性格と裏腹にやりたい放題でもある。
ガンダムの使い方も異質で、牛を捕まえたり、洗濯機・乾燥機として利用したり…1年戦争時代ビームサーベルで風呂を沸かした小隊長ばりにMSを運用している。
どこか作風が、ほのぼのしているのは、こういった場面によるものである。
元々は下級層で身体が弱い、両親から貰ったと思われる金魚の玩具『メリーさん』を川で泳がせるという理由で地球降下を志願するという緊張感の無い男。
鉱山で働き体力もついたのだが…グエンから好意を持たれるほどの中性的魅力は失われなかった。
ディアナへは忠誠、ソシエからの愛は拒んで…同性愛者だったのかもしれない。
グエンと敵対しなければ、そういう展開もあったのでは…ないか。
ガンダム史上でも珍しいタイプの主人公である。
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