第12話 キャスバル・レム・ダイクン

 可愛げのないお坊ちゃま。

 子供の頃からというか…子供の頃の方が性質が悪い。

 自身とそっくりの『シャア・アズナブル』と出会うことで奇跡の歯車が動きだす。

 エドワウ・マスとなりシャア・アズナブルとなり、後にクワトロ・バジーナであり、再び『シャア・アズナブル』を名乗るわけだが…本名は『キャスバル・レム・ダイクン』なのである。

 当然のごとく、身分を偽り生活しているわけで、その素性を知る者は消されていくというサスペンスとしてもやっていける男である。


 彼を歪ませたのは、ザビ家であることは間違いないのだが…子供の頃から、あんなだと、そりゃ暗殺案が持ち上がっても仕方ない。

 キシリアが動き出すわけだが、子供の頃に暗殺し損ねた相手が成長して部下となるという危機的状況を作り出すキシリアは優秀なのかバカなのか?


 キシリア姉さんの頭を吹き飛ばす日まで頑張れキャスバル‼

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