飲むこまれるような文章です。面倒で辛気臭いのに、身が引き締まり畏敬の念を覚える時期の独特な感情が襲ってきました。ある程度年を重ねた方にとても響く作品だと思います。
設定やエピソードを思いついてもなかなか文字にできない。 読む人いなそうなので、自己満足です。 下手だけど、のんびりだけど、とりあえず物語を完結させたいです。 …
レビューになるだろうか。柊の世界はやはり基準がセピアにある。そこへ、訪れる、鮮明な〝なにか〟。音、もしくは色、もしくは動き。その〝なにか〟が、読み手のfpsを否応なく変化させていく。引き…続きを読む
色、匂い、雰囲気などを丁寧かつ自分の世界観として引き出した作品。懐かしい子どもの記憶と大好きだった祖父を思い出しました。
夢から目を覚ました「私」と祖母をつなげるお萩。 お萩の甘さと柔らかさが、「私」にとっての「穏やかなお祖母ちゃん」なのだろうなと感じました。 読後…… 日頃は忘れている祖母への想いや、祖母…続きを読む
とても静かで、仄暗い。作品冒頭にあるこの一文が、この作品の魅力を全て言い表している――と、最初に思ったことがそれでした。手を伸ばすのに届かない、確かにあるはずなのにどこにもない。そんな誰…続きを読む
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