そして君は僕の足場となった

作者 利紺

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★★★ Excellent!!!

ある理由で死のうとする少年。
そしてそれを止めようと現れた少女。

天使の導きか、悪魔の悪戯か。

ストーリーはとても王道的で、しかし主人公の悩みは多くの人が経験してきたものではないでしょうか。
4月や9月は学生の自殺も多いと聞きます。それに近い物語です。

興味を引くタイトルの意味に、最後は心を締め付けられました。
素敵な作品をありがとうございました。

★★★ Excellent!!!

多くの方にも覚えがあるだろう。
若い盛り、俗に思春期と呼ばれる年代だったころ、私たちは死にとらわれた。
生きていたくない。
生きているのがつらい。
くるしい。
悲しいことばかりだ。

だったら、死にたい。

あまりに安易な死への、あまりに甘美な欲求を、多くの若者たちは抱えて生きた。
彼ら、そして彼女らの生と死は、まるで薄氷の上でステップを踏むような、危ういバランスによって保たれていたのだ。

この作品は、そんな死への思い──希死念慮。
そして、生き様──言い換えれば死へ向かう人生で、なにを遺すかという人類普遍のテーマについて見事な筆致で描いている。

その若々しく、だけれど思慮深い豊かな感性で語られる物語を、是非とも読んで頂きたい。
私は、切実にそう願うものである。

★★★ Excellent!!!

まず、なんと言っても引き込まれるような文章がとてもいいです。
同じような悩みを抱えていたので、主人公にも共感出来ました。
まだまだこれからの展開も楽しみなので、がんばって下さい!
あ、無理はしちゃいけませんよ?