弱りゆく身に瞬くや冬の星

 よわりゆくまたたくやふゆほし


【季語】

 冬の星(冬)


【大意】

 日々弱ってゆくわが身の上に冬の星が瞬くのであった。


【補説】

 私は冬の星にすこし思い入れがあって度々詠んでいる。読者に飽きられることもあるだろうが、日々精進と思っている。ちなみに、私は特に重病をわずらっていない。

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