第66話 無事に帰って来れてよかったね
これも11月の話だ。
顔が治ってきて化粧ができるようになったのでホラー店主の店に行ってきた。
久々に行った店は、店主が思わず一目置くほどのレベルの高い客で溢れておりアウェイ感満載だった。いつからこんなに人気出たの…。
歯医者に3巻だけが抜けてて無いからと店主にねだって借りた「神々の山嶺(マンガ版)」を読んでいると、常連らしき学生2人が話しかけてきた。
めっちゃ流暢な名古屋弁で話す外国人の方はエズラ・ミラー似なのでエズラ(仮名)とここでは呼ぶことにしようと思う。日本人の方はそうだなぁ、タカさん(仮名)とでもしておこうか。タカさんとエズラは大学の同級生で出身も同じだそうだ。
案の定、エズラはアンソニー(仮名)のお友達だった。
エズラがマシンガントークをする合間を縫ってタカさんは「僕、某麻〇の死刑執行日にひ〇りの輪のセミナー行って上〇から話聞いてきました!」という中々にロックな自己紹介をくれたが、「無事に帰って来れてよかったね」という月並みな返事しかできなかった。
なお、ホラー店主は濃い2人に押されて空気だった。
某鳥さんアプリで本人と連絡を取り合ってセミナー参加とか、好奇心猫を殺すを地で行くタカさんに若者のエネルギーを不覚にも感じてしまったせいか、それとも気圧されてしまっていたのか。家に帰ってからもうちょっと気の利いたコメントが出来ればよかった…!と若干後悔した。
そんなことは置いといて、だ。
(特にタカさんは)悪い大人に騙されず無事に大学生活を過ごして欲しい。
宗教といえば、夫が某超次元サッカーにはまって、毎日立ち上がリーヨを聴いている。1日1回は聴かないと調子がでないそうだ。そのうちファイ〇トルネード治療法でも覚えるんじゃないだろうか。
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