第3話 日常の一コマ

打ち切りが決まるシビアな3話目はっじまっるよー。

テンションを無駄に上げてみたはいいものの

正直なところ何を書いていいか悩む。

散々悩んで、長岡で友達には話さなかった今年のGWの事を書くことにする。


春の連休中のことだ。

電車を降りたら、おいなりさんが上にズレたと言って夫がジャンプしていた。

ぴょんぴょんしたら治るものなのかと聞いたら、戻るかなと思って、と言う。

GW中に義実家に行く最中のことだったので勿論病院には行けない。

やむなく放っておいたら、連休明けには痛くなるという結果になった。

案の定だ。

休み明け、遅刻してもいい日に早速病院に行ったところ、血管が内臓の隙間に嵌ってコブが出来ているから痛くなっているということだけは分かった。

場所が場所なだけに医者も慎重で、とりあえず様子見でという結果で終わった。

その夜は痛みがひどく眠れなかったらしく、夫はよく寝返りを打っていた。

病院を変えて再度診察してもらいに行こうと起きたら言おうと思いながらその日は寝た。

そして翌朝。

「俺、自己修復したわ。」

起き抜けから何を言ってるんだろうこの男はと思い、思わず朝ごはんを食べてる手を止めてしまった。

「なにそれ」

「自分の体なんだったら、呼吸やイメージで血管とかは動かせる。」

ちょっと言っている意味がわからない。

「で、治ったと。」

「完治とまではいかないけど、大方痛みは治まったかな。」

「いやいやいやいや。」

「できないという思い込みができなくさせているだけだ。」

いや、思い込みって…ねぇ。

私が目を白黒させていると、

じゃあそろそろ会社だからと言って、さっさと出て行ってしまった。


刃牙かよ。

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