異世界転移
@ryu10
1話
僕の名前は野間勇人。
どこにでもいそうな目立ったところもない普通の高校二年生だ。
僕は比較的特徴がなく大人しめな性格が災いしてかクラスではいつもいじめられている。
唯一、特徴をあげるとすれば長年いじめっ子から打たれ続けて培った打たれ強さぐらいだ。
いま僕達佐倉高校2年B組の20人は修学旅行の目的地である京都にバスで向かっている。
いじめられっ子の僕には修学旅行のような行事は正直地獄である。早く帰りてぇな。。
「今から、〇〇県の中でも最も長い△△トンネルに入りまーす!!」
バスガイドさんがそう言って僕たちを乗せたバスは長い暗闇が続くトンネルへと進んでいった。
…
…
(長いな…)
そう考えていた矢先だった。
突然周りが眩い光に包まれた。何が起こっているか理解することが出来ずにいた。他のみんな揃って窓の外を見て何が起こっているのか確認しようとする。
次の瞬間、バスの周りを包んでいた光が消えた。と、同時にさらなる意味不明な現象が僕達の目に入った。
空中だ。バスが空中に浮いていた。正確に言うと落下し始めていた、だろうか。
そのまま僕達は下に落ちていき深い森の中に姿を消していった…
異世界転移 @ryu10
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。異世界転移の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます