12メートル下で笑う血だらけの彼女

作者 澄川時乃

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49人が評価しました

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★★★ Excellent!!!

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なにより登場人物の気持ちに引き込まれる。
必要最小限の描写ながら牽引力は最後まで衰えず、一気読みしました。
主人公のストレートな心情描写はきっとある種の読者の忘却していた何かを喚起することでしょう。

二人だけの教室設定、体力的な問題がこの物語を深くしているように感じました。あと、雑多なキャラや設定を持ち込めば危うくなるところ、すっぱりと切り捨てているのも好感が持てます。

タイトルも素晴らしい。
読了後、ああ、そうだったのかと。……これ以上ネタバレはやめましょう。これはほんと上手いです。

まとめると、ラノベでは良くある素材ながら、才ある書き手が触れると極上の料理になるという実例といえるでしょう。

いろいろとお手本になる作品でした。読んで良かった。
ありがとうございました。

★★★ Excellent!!!

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明らかに、その内容はホラーチックなのに読み終わると全く違う気持ちに満たされました。12mとは何ぞや、血だらけ笑うとはどういう意味なのか。
巧妙なタイトルで惹き付け、それでいて内容もタイトル通りというのもまた驚かされました。正に嘘偽りなしの小説でございます。
恋愛SF小説と呼べる部類でございますが、気になった人は是非一度御読み下さい。テンポも良いのであっという間に読めるし、SFというタグにも納得な一作でございます。

★★ Very Good!!

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注釈通りホラーではなかった。どこまでいっても物語でリアルさは少ない。でも物語としてはものすごく完成されていて、ピシッと隙間なくピースがはまり込んだパズルのような出来映えだ。
これが高校生とは。末恐ろしい。

★★★ Excellent!!!

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わたくしは、幽霊みたいになった女が生き返る話を書いたことがあるのですが(苦笑)。

この物語は、時間の巻き戻しと、願いが叶うという伝説(?)で成り立つ二人の少年少女、それから先生の話。

詳しくは書けませんが、希望のある小説です。インパクトあるタイトルの付け方も秀逸です。

神様はここにもいたかと、ショートストーリーの方と併せて思いました。

★★★ Excellent!!!

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「飛び下りると願いが叶うんだって」
もしかしたら落ちたのかも……?いや、生きていた。ループだ。高校生活が何年も繰り返される。何故?死んだのではなかったか?「死」の瞬間、その子は何を思ったのか?
再び、落ちる-

★★★ Excellent!!!

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 癖のない青春SF小説。
 非常に読みやすくて、アマネとリンの心境が非常に受け入れやすく、そしてラストがとても良いです!
 何よりこの文字数で、ここまで感動出来る作品が作れることが素晴らしいですね!
 本当に悪い癖がない為、いろいろな方にオススメ出来る作品です! 是非ご覧ください。

★★★ Excellent!!!

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BGM: “In the End” -Black Veil Brides-

 俺は恐ろしくなる。
 一つは作者の年齢。
 一つは終盤での登場人物たちの心境の変化、そしてこれ以上にないラスト。
 
 後者については説明しないとダメだが、ここでの「恐ろしい」とは、私の創作における思想とは違って、希望に満ちていることへの恐れ。という感じでお茶を濁しておく。

 とてもありきたりな小説だとは思う。だがそんな事より評価すべきなのは、この物語をきちんと規定された枠組みの中に押し込め、着実に完成へと近づけている作者の技能だ。何よりありきたりだからこそ、この小説は評価されるだろう、と断定する。
 どうかその輝きは失わず、どうか羽ばたいていってほしい。俺が目を潤ませたのは、その想いからなんだろうか。それとも、単にエピローグの美しさからかな。


 ......ぐだぐだ喋って申し訳ありません、「とある物書きの辛口批評」から興味を持って見に来ました。とりあえず俺には吉報を待つことしかできません。ですがその前にこのレビューを残す価値があるだろう、と思った浅ましいワテクシを許してください。


 未来を共に過ごす主人公二人と、妬ましいほどの「魔法」で未来を切り拓くあなたのために。

★★★ Excellent!!!

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高校卒業を目前にした男女がタイムリープをするSF。爽やかで読みやすい語り口に、グッとくるラスト。
長編にもかかわらずグイグイ読ませる文章力は勿論のこと、キャラクターもいいし、どこかセンチメンタルさを感じる雰囲気もとてもいいです。高校生だからこそ書ける、高校生活や卒業に対する思いを感じました。オススメです。とても好きです。

★★★ Excellent!!!

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「どうせよくあるタイムリープものだろう」概要からそう思われた方へ告ぐ、
この物語を読了後、貴方は自己の意見を覆すことになるでしょう。

人物の戸惑いが直に伝わり、登場人物が立ち向かう姿に貴方はきっと自分を重ねることでしょう。

簡潔かつ納得がいく接合性のあるオチ、進行が早いにも拘わらずそれに違和感を覚えさせない文章力、そして高校生ならではの価値観により描き出された恋心、素晴らしいの一言に尽きる作品です。

僭越ながら申させていただきますと、
私はこのコンテスト最大の白星はこの作品にこそ与えられるべきだと公言します。
自分の作品を差し置いても応援したい秀作です、どうぞ御一読ください。

★★★ Excellent!!!

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不注意の転落事故から始まった終わらない高校生活。
始業式から卒業式前日までを何度も繰り返しながらも、離れず傍らにいたアマネとリンは、とても仲睦まじく思えました。

一緒にいたいから卒業したくない。
縛りたくないから自分の身を捧げようとする。
運命は変えられないと知っても、手を伸ばさずにはいられない。

そんな二人だからこそ、最後の結果を得られたのかもしれない。
そう思ってしまう、とても綺麗なお話でした。

★★★ Excellent!!!

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 世の中には色んな物語が有ります。その中には当然強く感動を与える物もあるでしょう。自分はそんな「与える感動」を「形作る要素」にずっと注視してきました。

 本題に入りましょう。本作が自分に「与えた感動」。それを「形作る要素」について、現時点で「これだ」という答えが得られていません。
 
 自分も色んな作品を見てきたつもりですが、この要素について、何でもいいから説明を付ける、という事が出来なかったのは今回が初めてだと思います。
 
 当然良く出来た作品なんです。でも、自分が全く同じ着想で書いたら多分こうはならないと思います。この魔法は、自分ではかけられない。

 何が言いたいのかっていうとそれくらい突出している、という事です。☆は3つですが、もう一つ付けられるのなら付けたいくらい。