赤腕の英雄

作者 クロセ

15

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★★★ Excellent!!!

とにかく読んで欲しいです!すんごい面白いから!!最ッッ高に胸が熱くなるから!!

記憶喪失の主人公を軸に進んでいく物語なので、先入観なしにまっさらな気持ちで読んだのですが、読み終えた今はもう最初の気持ちが思い出せないくらいにひたすら興奮しています。
記憶と謎が徐々に明かされていく読み応えは、精巧なマトリョーシカをパッカパッカと開いていく感覚に似ていました。
読んでも読んでも次々と出てくる衝撃の真実!進めば進むほど強度を増す心の軌跡!そして最後に待っているとっておきの結末!!

ネタバレを避けてこの物語の魅力をお伝えする筆力がないことがただただ嘆かわしいです。
でもレビューを投下したい。だって他の誰かにも読んで欲しい。読後胸に滾る膨大な熱をみんなの心にも灯したい!分かち合いたい!!

記憶喪失とか、英雄・ヒーローとか、無敵の巨大怪物とか、特殊なチカラとか、弱さとか強さとか、孤独とか愛とか、このワードが心にピーンときた方に、強くオススメしたいです。ぜひ読んでみてください!

★★★ Excellent!!!

赤い腕を持つ異能者だけが《バニー・D》を倒せる英雄である。
《バニー・D》は2004年に突如として現れた巨大な怪物だった。
神出鬼没、正体不明、弱点皆無。
捕食するでもなく人間を虐殺する、人知を超えた存在である。

かつて全世界を恐怖に陥れた《バニー・D》が唐突に再び現れ、
日本人をターゲットに大量殺戮を始めたのは2008年9月のこと。
時を同じくして、赤い腕の主人公は記憶喪失の状態で目を覚まし、
恋人を名乗る夕衣に世話を焼かれながら日常を取り戻そうとする。

次第に明らかになる真相に、スクロールする手が止まらなかった。
赤い腕に秘められた異能の謎、刑事が英雄と呼ぶ少年の末期、
主人公が記憶をなくした理由、《バニー・D》の意図と正体。
そして夕衣の真意がわかったとき、事件は本当の意味で落着する。

ミステリー要素ありのパニックホラーで、純愛の物語でもある。
頼りなげな異能のヒーローが苦悩しながら答えを求めていく、
そんな姿にもどかしさを覚えながらも、彼を応援したくなる。
現代ドラマ×異色英雄譚、一気読みすることをオススメします。

★★★ Excellent!!!

かつて全世界を襲った謎の怪物《バニー・D》が、2008年に再び出現。
世界が、一人の英雄によって救われたことを、人々は知らない。
8年後の2016年、三浦夕衣は一冊の本を出版する。

ジャンルは現代ドラマですが、超能力で、巨大な怪物と戦います。

神社で倒れているのを発見され、目覚めると記憶喪失になっていた主人公。
所有物などから、芹沢博己という大学生だとは判明しているが。
恋人だという夕衣とともに、記憶を取り戻す手がかりを探す中。
《バニー・D》による二度目の惨劇が始まる――。

読んでいると、微妙に違和感はあるのです。
でも、最後の最後まで読むと、ああ、そういうことだったのか、と。
本当に世界を救った者は誰なのか。
夕衣はなぜ、その本を世に出したのか。

ぜひ、最後の最後までお読みください。