私の目標はいつでも「生きる」だから。
嫌いな人に、聖書の愛の詩みたいなのを、読むようにと言われた。
試しにチャプター1を読んだところ、やはり昔の文学らしい、exaggerating(日本語も英語も出てこなかった言葉)で詩的な文章で、笑ってしまった。
「私は君が本を読む人でとても嬉しいよ」
そう言いながら、意味のわからない聖書的な本のタイトルを五つほど出されたのであった。全部読めねーよ……。
お願い、辞めてください。そう思いながら、心を富士山よりも高いところに追いやって、良い子のように頷き、無表情にする。はぁ……めんどくさ。
「これを読み終わったら君は詩を書き始めるかもね」
嬉しそうに、母に言う横で、「……もう書いてます」と呟く私。えぇ、聞いてませんね。はぁ……無理、実家に帰られていただきます。めんどくさい。ガリバー旅行記と課題がてんてこ舞いにあるというのに。嫌だよぉ……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます