星の王子様って誰だろう。

今日、素敵な飛び方をした鳥が、二羽飛んでいたの。

長編を読むのに、躊躇してしまう。

まだ、始まったばかりだったりすると、読み始める。

溜まっていくと、ページに向かう手が止まる。

多分、頭の中で混乱を起こしちゃうんだと思う。

一ページ前の話を読まないと、わからなくなるんだ。

だから、時間がかかって、めんどくさくなる。

面白くないから、もう読まなくなるのではない。

ただ、いつまた読み始めるべきなのか、わからなくなるんだ。

ただ、それだけ。

セキレイさん。可愛い子よね。

頭が黒くて、尾を揺らし、風に乗る。

この前、看板で見かけて、知った。

嘘、その前から知ってたけど、忘れてたのを、思い出した。

好き。

今日、バスケをしたの。朝、母に「またその指、怪我したらどうするの？私、もう知らないよ」みたいなことを言われたけど、テーピングをして、着替えを持って、家を出た。大丈夫よ。逆にしないほうが、ダメになっちゃいそう。

体育館の寒さに指がかじかまないように、息を吐いてから、ストレッチをする。久しぶりにミニゲームに出た。青チーム。

大丈夫。精一杯、楽しめ私。そう、唱えて、一歩前に出る。試合開始。

チームメンバーにボールが渡され、走る。途端に体が熱くなり、口角が上がる。そして、両手をあげ、衝撃。

指先にざらりとした、ボールが触れられる。微妙な冷たさ。

数歩ドリブルを行い、囲まれ、止まる。

誰に渡すべきか、悩み、パスをする。ものの、数秒間のことだった。

そうして、渡した相手は走り、私はその後ろで、追いかけ、パスを見る。ボールだけを見つめ、敵チームの動きを感じる。

そうして、人がボールの周りに集まったのを見て、後ろで待機する。

ただ、待つだけ。息をこの間に整え、ゴールにボールが入るのを、見る。

敵のゴール。けど、大丈夫。まだ数分残ってる。私は、待つだけ。

こちらのボールになり、味方に渡され、私にまたボールが届く。

ちらりと、向こう側にいた子に、パスをする。良い感じにできた。

先生から、「ナイスパス」という声を聞こえた。指は少しだけしか痛まず、笑みが溢れてる。

負けているけど、走れてる。楽しい。

私はただただ、一人で遊べる喜びを噛み締め、試合終了。

楽しかった。あと来週で、冬学期に切り替わる。

今日は、良い感じだったと思う。