何色が好きか聞かれたら、紅色と答えてしまいます。

人と会話するのも、理解するのも、何をするにも苦手で悲しい。

辛いとかじゃなくて、悲しい。

よく、人と話していた事が、自分の話していたと(思っていた)事と、違うことがある。

よくよりも、たくさん。

自分は〇〇について話していると思っていたのに、相手は全く別の、先に進んだ話をしていたことがある。

母さんと話していると、いつも起こる。


人がわからない。


よく母さんは私に「あなたのことがわからない。あなたはちょっと可笑しいわ」と言うことがある。(私が日本語に翻訳すると、こう言うニュアンスの言葉になる。)

可笑しいことは自覚するわ。

よく、家族以外の人と会話しても、何かが違う時があるから。

どうしてだろうね。


会話をもっとするべきか、自分の考えを一旦捨てて考えるべきか。それとも逆に会話しないべきか。(こらっ!)


うーん。なんだろうね。

コミュニケーションは一番苦手。

人、大変。

鳥とかになりたかった。

この際、ゴミを漁るカラスでも。

この際、地面を突くハトでも良い。

私は人間なんて、なりたくなかった。



暗い話はさておき。

今日、友人と帰っていたときに思ったこと。

(ただ、一緒に歩いただけ)



異世界ファンタジー。

トラックに轢かれ、死ぬ。

だが、目を覚ましと女神がいて、異世界で勇者になる。

そんなジャンル。


思ったんだけど、人は本当に死んでしまうほどの衝撃を受けなくても、思い込みで亡くなることがあるらしい。

思い込み。それだけで脳が「やば、死んだわ」と思い、機能を停止してしまうらしい。

(「らしい」というのは、見たことないから。経験したことないから)


だからきっと、もうトラックが目の前から突進してくる時から「あ、無理だわ。死んだ……父ちゃん、母ちゃん、ポチ、太郎くん、ごめんな。先に待ってるよ」的なことが脳内で数秒の間で行われていると思う。

そう、もうそこで機能を停止してしまったから、たとえ女神が目の前にいても、心臓が動いていても脳は死んでいると思うことになる。

植物状態というのかな?


「え、えーと……ジョンさん?」

と女神が勇者(になるはずの人)に言っても、喜ばずに、死に続けると思うの。


えーと、うん。

ダメね。物語として何も始まらない。多分、女神が代わりに勇者となる話にすり替わるね。ふふっ。


今日は、楽しい日だと思ったのに、やっぱり駄目だったみたい。

つまらない日だった。


目が腫れてるから、もう寝ようと思う。

また、泣き過ぎたみたい。


そんなことより、今日も月が綺麗。

明日がどうなるのか、わからないけど。きっと綺麗に決まってる。

見えないときも、綺麗に決まってる。

欠けてるときも、雲で隠されているときも綺麗だって知っている。


私は、虹色なのかわからない。

おやすみなさい。

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