お家のことあれこれ

 今の家に引っ越してきてから十ヶ月ほどになる。二ヶ月前からトイレが壊れている話はしただろうか。していなくてもいい。とにかく壊れていて、排水の方でないのをいいことにそのまま使い続けているというわけだ。新しい便器は届いているのだが、設置をお願いする間もなくそんなにも経ってしまっているらしい。書いていて気づいた。

 そんなことを書くと、なんだかボロ屋に住んでいると思われそうだが、違う。前に住んでいたところは水洗トイレでなかったし、お風呂もなかったのだがここは違う。家にお風呂のあることのなんと便利なことか。まあしかし、毎日温泉へ出向いていた頃もよかったといえばよかったのだけれど。

 そう、まずはお風呂がある。そして簡易ではあるが水洗トイレで、派手なボイラーが設置されている。脱衣所の四分の一は占拠されているといってもいいだろう。キッチンスペースは一人暮らしにはもったいないくらい広い。だからこそ料理も楽しくなって切り干し大根その他いろいろに挑戦したくなる。主に使っているのは寝室とリビングで、それ以外に和室が二部屋あるわけだが、そちらは来客用として普段は開かずの間になっている。開かずのはずなのにみゃーこの毛が侵入しているところを見ると、完全ではないようだけれど。

 北海道の家といえば、窓が二重になっていたり玄関フードがあったりすることはわりと知られている。この家も変わらずそうで、しかし窓が二重というよりかは、おそらくガラスが二枚嵌めこまれているのだろうと察する。冬になると、屋内は温かすぎるし玄関フードは零下を記録するほどに冷えてしまうしで、冷蔵庫代わりにとジャガイモや野菜もろもろを置いておくことができない。そのために玄関が狭くなるのは北海道あるあるなのだろうか。少なくとも私あるあるなのは間違いない。そう、冬の屋内は暑すぎるほど温かい。私はおよそ裸足である。時期になればそのあたりも書いていきたいものだ。

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