イアソンとペリアース3

　王である兄を退けて王位に就いたペリアースは、

「いつか、片方だけサンダルを履いたものに王位を奪われるだろう」

　という神託を受けます。

　山奥で成人した、兄の子イアソン。叔父が治める故郷へと帰る途中、

「あーした天気になーれ！」

　天候を占い、サンダルを片方無くしました。

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