稲村ヶ崎の龍神
海と山に囲まれ、天然の要害である敵本拠地を攻めあぐねる包囲軍。率いる武将が岬で、
「我をここより渡らせたまえ!」
と祈って、太刀を海へ投げ入れた。すると、海中から龍神が現れる。
「お前が落としたのは、この金の太刀か、銀の太刀か、普通の太刀か」
違う、そうじゃない。
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