開けゴマ2
「開けゴマ!」
盗賊の首領が、宝物を隠している洞窟の前で呪文を唱えた。
『身に覚えのないアクセスはありませんか? 定期的に履歴を確認しましょう』
「……え?」
仕事中で、確実に留守だった時間に扉が開いた形跡を発見。金貨の袋が減っていることにも気づいて、落ち込んだ。
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