青春の端にいる僕 & 落っこちそうな私

作者 ユーリ・トヨタ

青春の端の先にあるものは……

  • ★★★ Excellent!!!

主人公の大海くんは学生生活最後の夏休みに福井県に一人旅をしていました。
観光名所で有名な東尋坊。
そして、もう一つの顔を持つ東尋坊。
そこである理由で傷心の女性(千鶴さん)と出会い、物語が始まります。

この大海くんと千鶴さん、キャラクターがとても魅力的です。
千鶴さんの登場シーンでは、とても印象的でインパクトを受けました。
大海くんは、至って普通。どこにでもいるような大学生……と感じるのですが、彼視点で進む物語には、彼なりの考えがしっかりと埋め込まれており、「青春」と「大人」の境が垣間見えます。
タイトルの「青春の端」とは、本編では別の意味で使われていますが、私はこの「青春」を通して、何かを経験し、そして成長し、「大人」になっていく、その「端」なのだなと、感じました。

そんなふたりの旅物語。
楽しいだけじゃありません。
そう、それこそ旅のように、山もあれば谷もある。
旅を通して得たものとは……。

恋愛あり、グルメあり、そして青春ありの物語。

おすすめの作品です♪

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