第275話それぞれ
どうも夜は疲れてきて8時過ぎに寝るようになってしまいました。
それでせめて朝早く起きようと6時半に目覚ましを鳴らすようになりました。
懲戒解雇になってから記録のためブログを書き始めています。
今日は前のシニアNPOで隣にいた一人IT社長と会うことになっています。
彼は今はNPOの空き室を出て友達の会社に机を置いて仕事をしています。
「仕事の方はどうです?」
「今までの下請けの仕事とシニアNPOでのアンケートで何とか繋いでいます。理事長から電話があって今度教室のフランチャイズするそうですね?全体の調整をされていることで頼んでみたらと」
「理事長も気を使ってるんだなあ」
でも予想はしていたので半農半xの企画書を出してきて説明します。
「市販の本以外に教科書を作ろうと思っているんだ。構成はほぼできているので写真やグラフを集めてほしいんだ。文章はこちらで用意する。後は印刷に持ち込むというところまでにしたい。それと合わせてパワーポイントを作ってほしいんだ」
彼は熱心にメモを取っています。
「助かります」
「見積もりは理事長に上げてください。経理と農業の担当もパワーポイントを作るだろうから私の名前で電話を入れたら」
「あのシニアNPOに勤めていた若い社員二人、結局辞めて年配の彼は再就職、若い方は今の会社の見習いで入りました」
「まあ、あのシニアNPOは先がないからなあ。みんなそれぞれ…」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます