第267話身体障害者手帳
女房はハローワークに失業保険の申請に行きます。
会社はやも得ず一括掛けで雇用保険を納付して会社都合で離職票が出たようです。
私は6時半に起きて少しずつベランダ菜園のプランターを復活していきます。
まず手っ取り早いチシャナや人参の種を育てています。
午前中一杯シニアNPOの宿題を仕上げてメールで送ります。
昼からは区役所で身体障害者手帳の交付申請でこれは福祉課に行くそうです。
人工透析患者は内部疾患の「身体障害者1級」に自動的に認定されるようです。
「身体障害者手帳申請書と指定医師の診断書と写真1枚(タテ4cm×ヨコ3cmと印鑑は揃っていますか?」
病院で説明を受けていたので必要書類を出します。
担当の女性が説明書を置いて中に入っていきます。
身体障害者手帳の取得により受けられる福祉サービスは多岐にわたります。
① 更生医療の給付
② 所得税・住民税・相続税の控除
③ 自動車税・自動車取得税の減免
④ 新マル優制度の利用(預貯金の利子の非課税扱い)
⑤ 有料道路通行料金の割引
⑥ JR・私鉄・バス等旅客運賃の割引
⑦ タクシー料金の割引
これはじっくり検討する必要があります。
その後携帯を覗くと前のシニアNPOの事務長からメールが入っています。
「半農半xの教室はこちらで錬ったものではありませんか?話をしたいのですか?」
相変わらず都合のいい人です。
「すでに別のシニアNPOで始めていますので」
それだけ返しました。
新しい事業のジャッジは時間をかけていてはだめなのです。
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