第233話拾う神
今日は銀行の先輩のシニアNPOでシューズメーカーの担当とITの一人社長と合流します。
頑張ってネクタイを締めて出かけます。
「まず始めに当社に前のシニアNPOの事務長から引き続いてこちらで行いたいと申し出がありましたが、部長の判断でこの事業はこちらに引き継ぐと決定しました。それで今回は前回の30名から50名に増やし調査票も少し変更を考えています」
配られたレジメに目を通します。
「50名は問題ありません」
先輩の理事長が答えます。
「調査票は5万ほどシステム組み換えの費用が掛かりますが?」
「見積もりを送ってください。問題ありません。とくに今回はシニアシューズと言う新しい分野への参入になるので会社も力を入れています。技術部が非常に参考になると評価が高いのです。できたら今回は50人のうち10人を座談会に呼んでいただきたいのです」
「追加の見積もりを上げていいですか?」
今度は私が講師をしようと質問します。
「ちょっとした茶話会にしてもらっていいですよ」
今回よりこのシニアNPOの名刺もいただいてホームページの大改造を受けました。
捨てる神あり拾う神ありです。
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