人間関係の妙?

妙?シリーズ2作目(黙)。


僕、ってのは(自分も含めて)すんごく無責任な生き物で、適当なこと言う生き物だなあと思うんです。

「就職はしないのか」「彼女は作らんのか」「あれはせんのか、これはせんのか」・・・とある事無い事。

でも、他人っていう生き物はその人の事を本当に考えて言ってる事なんてめったにないと感じています。もし、その他人の事を聞いてその通りにやって失敗しても「あらそう残念」とかくらいしか返ってこないし、成功したら「おー」というくらいで助言したサイドの人の心のトレンドに一時的に浮上する程度でしょう。


助言なりなんなり考えて言ってる人っていうのがその人の事を本当の友達といえる人だと僕は思っています。そういう人の助言は具体的、現実的、論理的、時に感情的で、例えばこれがしたいなら、こういう情報があるよ、という風に指針の提案をしてくれたりとワンステップツーステップ突っ込んできます。

でもそういう人って少ないじゃないですか。むしろそうじゃない、いわば”ノーステップ”で適当な助言適当な言葉をかけるとかが人の人間関係の殆どを構成しているのは間違いない。現実もそうだけどインターネットでの人間関係とか、本当は大して関心がない、ノーステップ・アドバイスここに極まれり!みたいな関係が9割だと言っても別にみんな驚かないんじゃないかな。


僕みたいなのでも一応、親身になって話を聞いてくれたり具体的な助言をしてくれる”ステップ踏み込むマン”が少数精鋭で存在するからすごく助かってる。案外、人間関係ってのは優秀な”ステップ踏み込むマン”をどれだけ多岐にわたる分野で獲得できるかっていう事にかかってくるのかな、なんてことを考えたりします。願わくば、みなさんが誰かの”ステップ踏み込むマン”になれることを祈って。あ、踏み込むときはちゃんと靴を履いてくださいね。


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