第77話 健の日常  二話

不定期で更新していきます。

没話集です、エロ過ぎてこりゃ駄目だな!とか面白くない……とか、グロ過ぎ!とかで自主規制した物とかです。

本編にも多少関係がある物も有りますが、見なくても問題有りません。


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ミニスカポリスが3人現れた



「ワルキューレ隊近衛隊の者です。てあれ?総帥にミーシャ様!」



「ああ、すまねーな鴉から事情は聞いたか?」


「はい、聞いております」


「なら俺達の事は気にしなくていい、仕事を優先しろ」


「は!では、ソシアデルフリード嬢、皇族への不敬及び暴行未遂、奴隷への過度の乱暴容疑で逮捕梗塞します!逮捕よ」


「何よ!ジャーリアごときが私を梗塞なんて」


「出来ますよ!ワルキューレ隊は例え皇族であっても逮捕梗塞出来る権限を持っているんです。

あの……総帥と言う事はもしやあなた様は、太政大臣閣下でございますか?申し遅れましたが私は警ら番のミユと申します」


「ああ、事を荒立てる気は無かったから黙ってたんだが……こうもこのガキが聞き分けねーとしょうがねーよな……

所でミユ!お前大したもんだ、見た所成人して間もない感じだが、抜剣の有無まで確認してた情況判断力、感心したよ!ワルキューレ隊の近衛隊に欲しい位だ」


ミユは直ぐに膝まずく


「は!お褒めのお言葉感慨のいたりでございます、私は単なる町娘出身故、閣下にお逢いできる等夢のようです」


「ああ……わりーんだけどミユ、俺はそう言う堅苦しいのがキライ……て言うか苦手何だよな、まず立ち上がってくれ」


「しかし…………」


「健様はね~ミユお姉ちゃんのパンスト足が見えないのが嫌なんだよ~!だから見える様に立ってあげてね~♪」


「あ……と、とりあえずこの方達は警ら番所でいいんでしょうか?それともワルキューレ隊待機所でいいんでしょうか?」


ミユは真赤になって聞いて来た


「私はワルキューレ隊近衛のミリアです、とりあえず警ら番所で大丈夫ですよ!時期にデルフリード侯爵も番所に来るでしょう、番所まではこの方はこちらで連行します。行きましょう」


「悪いなミリア、後で乳揉ましてくれ!」


「嬉しいです総帥、いっぱい揉んでくださいね♪」


俺達は警ら番所に向かった、同中隊員達の乳揉みをしながら向かったのは言うまでもない、ミユは終身真赤になっていた。

そしてガキは要約事の重大さに気が付いたらしく、ガタガタ震えていた。

隊員達はガキを警ら番に預けると任務に戻って行った。


「私は警ら番小隊長のランディです。閣下にお逢いできるなど、光栄のいたりでございます、このようなむさ苦しい所においでくださり……」


「ああ悪いがランディ、俺は堅苦しいのが超苦手何だ、気にしないで仕事してくれ!それと妻のミーシャに飲み物でも出してやってくれるか?」



「解りました、ミユ!閣下とミーシャ様に冷たい物を!

それで、全ての見物人からの聞込みが終えております、時期にデルフリード侯爵様もこちらに来られるようです。

閣下と奥様にはお帰り頂いて大丈夫ですがどういたしますか?」


「とりあえず侯爵が来るまでここにいるよ!ちょっと聞きたい事がある……所でミーシャ!お前何であんな所に居たんだ?」


「ミーシャね~、北門前のギルドに行ってたの。馬車を使えって職員のお姉ちゃんに言われたんだけど、他の人が一緒だと色々途中で美味しいもの食べられないんだもん」



「要は買い食いか……ならランディに頼んで念話で営農所に連絡入れといて貰え!心配するだろうから、ランディ!頼むよ」


「畏まりました」


「所でミユ!お前ワルキューレ隊近衛に志願する気ないか?勿論俺の性婦に成っちゃうから自由意思だけど」



「志願出来るのですか⁉私以前魔法特化隊の試験に申し込んだのですが、魔力不足で落ちたんです!志願出来るのでしたら是非させて下さい!閣下の性婦には…………成れるのであれば…………夢のようなお話しです……」


「ぬおぉぉぉ!そ、そうか、いや、普通は近衛も特務も志願出来ないんだけど、俺の推薦なら別だよ」


後にミユは健の正妻にまで登り詰める町娘だ


「デルフリード侯爵様お越しです」



「解った、ご案内しなさい」



「こ、これは閣下!この度は娘がとんだ不始末を大変申し訳ありません、処分は如何様にも致します」



「まずデルフリードのオッサン、今回の事の顛末は聞いているか?」


「は!我が娘が奴隷に過度の乱暴をしていたのを閣下がご注意されたのが発端だったと……」


「奴隷への無闇な暴行は禁止、法が改正されているのは知っているな?」


「も、勿論でございます」


「お前の娘はお前の権力を傘に着て、遣りたい放題だ!注意した俺に部下へ剣を向けさせる、ここに居る俺の妻をジャーリアだからと言って乱暴しようとする、挙げ句の果てには役人の言う事も聞かずに参考人である従士を自分の護衛だからと言って無理やり連れて行こうとしていたぞ?

あの娘は九女と言っていたな?今特務隊と鴉にお前の家族の身辺調査をさせている、事と次第によっちゃ陛下から家の取り潰しもあり得るぞ⁉」



「め、面目次第もございません」



「当所俺は事を荒立てるつもりは無かったんだがな……お前の娘に何度も自分が犯している罪に気付かせようと努力したんだが……無駄だった。お前の教育の問題だ!」



そしてデルフリード親子は鎮守府に連行された、俺はミユの推薦状を発行して渡しておき帰路に付いた




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処変わってミユの家



「ねえねえお母さん方、お父さんは帰ってる?」



「まだよ!そんなに慌ててどうしたの?ミユ」



「私今日凄い人と逢っちゃったよー!誰だと思う?」



「凄い人?令史様にでもお会いしたの?」


「そんなんじゃないよー!正一位太政大臣様だよ!」


「嘘仰い‼そんな人があんたの逢えるような所に居るわけ無いじゃない」


「嘘じゃないよ~!それに私ワルキューレ隊近衛隊にも推薦して貰えたの~♪

私太政大臣様の子供が産めるかも知れないのよ~♪」


嬉しさのあまりくるくる回っているミユ



「頭がおかしくなったのかね?この子は…………

魔法特化隊に落選したのがそんなに堪えたのかしら?」


「元々成れる訳無いって何度も言ったのよ?魔力だって学校でちょっと誉められたからって舞い上がってるのよ……」



「失礼ねー!嘘じゃ無いし頭も正常よ‼見なさいこれを」



「ん?………………本物?…………よね?」



「こんなもの偽造したら打首よ!」


高々と推薦状を掲げる


「それに魔力封印されてる木板何だから偽造出来る訳無いでしょ⁉」



その後この推薦状は神棚に飾られる事になった


「ははー!」


家族総出で神棚に平伏するミユ一家


「とてつも無い事だ…………ミユが平番からなんと明日従士様になる……ましてや太政大臣閣下からの直の推薦状だ‼

ご奉仕させて頂くのも早いかも知れない……お子を授かれば永続的に我家は従士の家系となる…………

ミユ!しっかりとご奉仕させて貰いなさい」


気合いが入るミユの親父


「う、うん、でもワルキューレ隊に成ったからって直ぐにご奉仕させて頂けるか解らないよ!」



ミユの姉が急に思い出したらしく

「そう言えば私聞いた事有るんだけど、私の友達の妹で、シャチー様の友達にして頂いた子が居るのよ。

その子が言うには閣下はベージュのパンストが大好きで、お尻が見える位のスカートを履いていると閣下は飛び付いて来ると……」



「お姉ちゃん本当?」



「シャチー様はまだご年齢的に正妻には成れないけど、奥方様候補一位のお方よ?当然ご奉仕もされているし…………

その方が言うんだから間違いないわよ、ワルキューレ隊の一般隊員は胸を露出するからそこで差をつけるのは難しいわよ?、恥ずかしいだろうけど、スカートでつけるしかないわね!それと透けてる下着なんかも効果的みたいよ?」



「解ったわ!それで頑張ってみる」

こうしてミユはワルキューレ隊に所属し、健からの波動砲連打を入隊後1ヶ月で浴びる事になるのだった。



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そして鎮守府


「デルフリード殿、残念ながらお家の取り潰しは免れないでしょう……特務隊、及び鴉が調べた結果、御母堂、義母殿を始め、奥方やご令嬢の数名が日常的に奴隷や飼育されていたジャーリアへ暴行や拷問をしていた事が発覚しています」



按察使あぜち殿(鎮守府総督の事、現在セフィリア)そこを何とか、閣下がジャーリアの事を可愛がられているのは承知しております、罪を犯していた者達は如何様にもしていただいて構いません、私も責任を取り隠居致します。

ですが取り潰しだけは、あの聖母の様にお優しい帝に按察使殿よりお執成とりなしをしていただけませんでしょうか?」



「デルフリード殿、心得違いをしておいでです、こういう場合大目に見てくださるのはどちらかと言えば閣下の方ですよ?私が難しいと言ったのは剣を向けたのがその閣下に対してだからです!」


「……⁉どういう事ですか?」


「私も家族となって要約理解したのですが、ジャーリア虐殺でりくぎ公やつちだ公がお手打ちに成りましたのはご存知ですよね?」



「はい、知っております」



「当所お手打ちにされたのは私は閣下だと思っておりました、現在も多くの者がそう理解しているでしょう」



「私もそう存じておりました」



「お手打ちに直接されたのは上皇様です、一族郎党を処罰されたのはナーナ親王様、帝はその全てに褒美を出されています、閣下はその件に全く関わっておりません。

ましてやりくぎ公の奥方であった奴隷落ちしたフェリアや、その子達を自らの性奴として保護なされています。これはハサン高司祭様の姉と言う事も有るのでしょうが」



「な!なんですと⁉…………」



「閣下が関わっていれば、恐らくりくぎ公達の極刑は支持したでしょうが、家族は助けたでしょう。世間では修羅の様に見られておりますが、実は大変お優しいお方なのです。

それが証拠に今回閣下は最後の最後までご令嬢に、良いのか?俺達を捕らえさせたらお前の罪を打ち明ける事になるが?と事を荒立てない様ご令嬢に働きかけていた事が鴉からの報告で解っています。

逆に帝の耳に今回の事が入れば許されないでしょう、帝や上皇様、ナーナ様はバルキュリアに対して神格化している様に思えます、実際に世界を守る為に命を散らした方々です、そう思うのは皇族としては当然でしょう。故にジャーリアに対しての非道は厳罰を以て処罰されると思います。」



「按察使殿何か良い策は御座いませんでしょうか?閣下に対してお慈悲を頂ける様な……」



「デルフリード殿は反乱軍鎮圧に多大な功績を挙げられた事も有りますから……

閣下に取り成す事は出来ますが、そうですね……

一つ私から言える事は、閣下は幼子から熟年の女性まで幅広く、大変な助平ですね……」



俺はデルフリードに再び合うことになった



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