自覚

私たちはいつも一緒だった。


 いつから一緒に居たのかは、もう覚えていない。

 ずっと、ずっと小さい時から一緒にいる。


 幼稚園、小学校、中学校、高校、大学

 全部一緒に過ごした。

 私の青春はお前と一緒に謳歌した。

 笑い、悲しみ、怒り、楽しさを共に感じて、今日まで過ごしてきた。

 

 いつまで、一緒にいれるのか。

 いつから、一緒にいるのだろうか。

 終わりと始まりは存在するのだろうか。


 私は―お前が居ないと


 ―生きていけないのだと自覚した。

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