文学少女
子どもの頃から本に触れて育ってきた。言葉を読み、頭で情景を浮かべ、姿や声を想像して育ってきた。
いつしか読んでいない時でも頭の中に言葉が広がっていた。
広がる妄想を止めるべく私は思い浮かんだ言葉たちを書き並べる。小説の紛い物をいつしか書きなぐっていた。
誰からも読まれることの無い言葉が溜まっていく。プロから見たら下手くそかもしれない。用法も文法もめちゃくちゃでたぶん誰も私が思い描く映像を浮かべることは出来ないと思う。
透明な言葉を私はまたノートに書き足していく。私が書く小説に名前をつけるならば【文学少女】と名付けよう。
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