第二章 登場人物紹介

ネタバレを多く含みますのでご注意ください※


※第二章をお読み頂いた後に見ることをお勧めします。







      ──登場人物紹介──




【ファーネスト王国】


──オリビア・ヴァレッドストーム。

独立騎兵連隊、連隊長。

イリス会戦の功により騎士に叙される。

断絶した貴族の家名を引き継ぐ際、ゼットに繋がりがあると思われる髑髏と大鎌の紋章を目にし、ヴァレッドストームの姓を受け継ぐ。

鎧に刻印されたヴァレッドストーム家の紋章と、次々と首を跳ね飛ばす様から帝国軍に死神と恐れられていく。

階級は少尉→少佐。


──クラウディア・ユング

独立騎兵連隊、副連隊長。

オリビアが単独行動中の際は全体の指揮を執る。

階級は准尉→中尉。


──アシュトン・ゼーネフィルダ―

帝国兵三万を無力化するなど、軍師としての才能を開花させていく。

オリビアが死神と呼ばれるきっかけとなった漆黒の鎧をプレゼントする。

階級は二等兵→准尉。


──ガウス

多くの作戦でオリビアと行動を共にする隻眼の兵士。

カルナック会戦では、オリビアに敵を川に引きずり込む作戦を提案した。

かなりの酒好き。


──パウル・フォン・バルツァ

カルナック会戦にて紅の騎士団と対峙する。

近接戦に優れた紅の騎士団に対し、弓兵を中心にした一撃離脱の戦法を打ち出した。

階級は中将→大将


──オットー

平時はアシュトンを側近とし、軍事に関する様々なことを叩きこむ。

カルナック会戦の際は、アシュトンと共同で紅の騎士団を罠に陥れた。

階級は中佐→上級大佐。


──ホスムント

第七軍の将軍。

イリス会戦において功を上げられなかったため、焦りを覚えている。

第三、第四軍壊滅の報を受け、率先して斥候役を申し出る。

階級は少将。


──アルフォンス・セム・ガルムンド

ファーネスト王国を総べる王。

経済には明るいが、軍事の才幹はない。

相次ぐ王国軍の敗北を受けて憔悴しきっている。


──コルネリアス

第三、第四軍壊滅の報を受け、第一軍の出撃を進言するも、アルフォンスに一蹴される。

代案として第七軍を討伐の任に充てることを了承させた。


──ブラッド・エンフィールド

中央戦線を死守する第二軍の将軍。

迫りくる北部の脅威に対し、第七軍の援軍を要請した。

階級は中将。


──リーゼ

ブラッドの副官。

王立仕官学校を首席で卒業したエリート。

階級は大尉。






【アースベルト帝国】


──ローゼンマリー・フォン・ベルリエッタ

紅の騎士団を率いる北方戦線総司令官。

燃えるような赤髪と緋色の目を持ち、体内に高いオドを宿している。

見た目は男装麗人然としており、憧れる令嬢も多い。

オスヴァンヌ大将を討った第七軍を誘い出すため、北方戦線の第三、第四軍を壊滅させた。

カルナック会戦では自らを囮とし、独立騎兵連隊を罠に引きずり込むべく画策するが、アシュトンに看破され逆に罠に落とされてしまう。

オリビアとの一騎打ちの末、健闘むなしく敗れる。


──ガイエル

ローゼンマリーの副官。

ローゼンマリーが無茶をしないよう常に気を配る苦労人。

カルナック会戦ではローゼンマリーがオリビアに殺される直前、助け出すことに成功する。

階級は大佐。


──ボルマー・ガングレット

紅の騎士団所属。

高いオドを体内に宿す巨躯の男。

敵が奏でる歌(殺される直前に上げる恐怖の雄叫び)をこよなく愛する。

ローゼンマリーから化け物|(オリビア)討伐を命じられる。

ホスムントの部隊を壊滅寸前に追い込むが、独立騎兵連隊によって阻まれる。

オリビアとの一騎打ちにより、四肢を切断され死亡した。

階級は中佐。


──ラミア

紅の騎士団所属。

ボルマーの副官。

王国軍をおびき寄せるため、捕縛した斥候を串刺しにして城門の前に晒した。

虚実を織り交ぜた剣技を得意とする。

クラウディアとの一騎打ちの末、剣を突き立てられ死亡した。

階級は大尉。


──ゾエ

帝国軍諜報部隊所属。

諜報部隊最精鋭、陽炎のひとり。

カナリアの街で独立騎兵連隊を発見し、追尾を始める。

砂漠の街ケフィンにてオリビアと戦闘。部下である四人の陽炎を一瞬で斬殺される。

自身も敗北し拘束されるが、情報と伝言を伝えることを条件に解放される。

その後、ローゼンマリーに敵対することの危険さを忠告した。

階級は少尉。


──ミルズ・ベーメンブルク

紅の騎士団所属。

カルナック会戦では王国軍の背後を突くべく隠密行動をとっていた際、オリビアたちを発見する。副官の進言を受け襲いかかるが、返り討ちに合う。

オリビアに斬りかかるが、体を両断されて死亡した。

階級は少佐。


──リステンベルク

紅の騎士団将軍。

斥候兵が独立騎兵連隊を発見する。

満を持して攻撃を仕掛けるが、全てはアシュトンにより計画された罠だった。

最後は矢に貫かれ死亡した。

階級は少将。


──ダルメス

秘かに死神|(ゼーニア)と通じている。

死神より授かった力で、皇帝ラムザを木偶人形に貶めていた。

人間の魂を集めるため、戦争を終わらせないようコントロールしている。

魂魄呪の妙薬を手に入れ、永遠にデュベディリカ大陸の支配を画策する。







【神国メキア】


──ソフィティーア・ヘル・メキア

神国メキアを統治する女。

聖天使と呼ばれる。

紅の騎士団敗北の報を受け、動き出す。


───アメリア・ストラスト

聖翔軍所属。

薄青色の髪と、歪んだ笑みが特徴の女。

ソフィティーアに紅の騎士団討伐を任される。

階級は千人翔。

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