にゃべ♪の日々詩集

あのやさしい空に捧ぐ

キラキラと降り注ぐ光のカケラ

仰ぎ見てそして空にとけていく

僕が吸い込んだ空気も

僕が吐き出した空気も

お日様のカケラがキラキラ光ってる

そこかしこに反射している

眩しくて目を細めるよ

道行くネコも目を細めるよ

両手を目一杯伸ばしきって

すうっとこの新鮮な空気を吸い込んで

透明で純粋な何かも一緒に吸い込んで

体中に未知なる力が満ちていくよ

ほうらね

色んな悩み事

この空に吐き出しちゃおう

スッキリするから ね

生きていると色々あるから

どうしようもない事で悩んでしまうから

結論は出てても選べない事とかもあるし

とりあえずマイナスの想いだけでも空に旅立たせよう

感情はいつだって本当の気持ちを霞ませてしまう

幻の霧に隠してその時の感情のままに進ませようとする

ほら、魔が差すとか言うじゃない

アレは全部感情の仕業 ただ興奮しているだけだから

空はね 懐が広いから

どんな感情だって受け入れてくれるよ

海に向かってバカヤローって叫ぶみたいにね

息を吐く時に一緒にみんな吐き出しちゃおう

そしたらね きっと冷静な自分に戻れるよ

感情に流されないで一番いい道が見えてくるよ

うつむいて溜め込んでいるばかりだから

いつの間にかそう言う運命を引き寄せてしまってる

胸はって空を見て

お日様のカケラを頂いて

どんな事があってもね

どんな道を進もうとね

よく考えるのも大事だけど

堂々巡りになってちゃ意味ないよ

考えても解決出来そうにないならさ

とりあえず一歩踏み出してみようよ

大きな大きな空を見て

風に流れる雲を見て

段々自分の器も見えてくる

たった一人 ちっぽけな自分

目を閉じて

大きな大きな世界をイメージして

深く深く息を吸って

深く深く息を吐いて

大空はいつだって青く微笑んでいる

お日様はいつだって眩く輝いている

少しでもいい事があったなら

今度は空に感謝の祈りを捧げよう

いつでも僕らを見守ってくれているやさしい空のために