二孤目、あの子に餌付けと妖と

とりあえず、彼女をおぶって帰ることにしました。なにせ狐っ子ですよ!

きつねっこ!、オカルト魂が轟くってものデスよ、これは


「うぅぅ…儂を降ろせぇ…」

「そうはいきマセンよ!それに貴方は空腹の様じゃないデスか!

まずは何か食べなきゃデス!」「儂は美味しくないぞ!?」とか


「降ろしてくれればお主の好きなことを一つ叶えてやるぞ?」

「ならもう叶ってマスのでご遠慮なく」「嫌じゃぁあああああ!!!!!!」

とか凄く平和?な会話をしながら家に着いたのデスが・・・


「・・・あれなんでしょう」家の前には変わった服を着た男の子が二人来てました

「あれは一つ目小僧でしょうか」頭の中に声が響く『正解じゃ小娘』

いわゆる神通力、テレパシーと呼ばれるものだろう


『お腹大丈夫なんデスか?』『まぁの、しかし儂でも苦労した神通力をこうも

あっさりと・・・』『オカルトマニアですから!』胸を張って答えたが

『む、むぅ…?』とりあえず納得したようだった、てかさせました。


『時にお主、〈助かりたくはないか?〉』『・・・どうゆう事デス?』

『なに、要するに対価を捧げるのなら救ってやってもよいぞ』

よく言うやつデシタ。


『ならプリンやカステラでなんとか・・・』『…?ぷりん?かすてら?』

『西洋より伝わった菓子デスよ』『なにぃ!?それは真か!小娘!?』

かかった、これを待っていたのデス…フフフ


「この妖怪さえどうにかなれば、私の家にあるので食べれますよ」

『その程度の事でよいのか!?』「エェ」「任せよ!」


そういうと彼女は背中から降りて一つ目小僧の近くに寄る。

それに気づいた彼らは警戒をしたまま動かない

否、動くに動けないのだ。


私は狐娘の背中に巨大な妖狐の姿を見た気がした、が、

次の瞬間には一つ目小僧達の首が飛んでいた。

「これが…本物の【恐れられし妖狐】…すごすぎデス」「だろう」

気づけば先ほどの気配は無く、会った時の雰囲気だけが残っていた。


「儂は…数少なき邪妖狐じゃようこの末裔が一人、大勾玉乃白露おおまがたまのしらつゆじゃ」

「じゃようこの、おおまがたまのしらつゆ・・・わかりません」「なに!?」

「ここらを納めていた我らの家系を知らぬとゆうのか!?」「Yes」

「なら昔話の大七津影乃蛇京おおななつかげのじゃきょうは!?」「それも・・・」「信じられぬ…なぜじゃ…」

なぜだか申し訳ない…


「とりあえず、対価、用意致しマスのでこちらにどうぞ」「うむ…」

落ち込みながらも家の中に入っていく白露…

や、やりました…っ!遂に妖怪をお出迎えデスッ!!

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