第71話 そこにメモ?
仕事は出来る…というかハイスペックな人には何か落とし穴がある。
英語堪能、PC操作に問題なし。
アシスタントとしては申し分ない能力の女性を採用した。
彼女の欠点…。
どこでもメモを取る。
手帳とかではない…自分の手…机…どこでも書き込む。
倉庫のエレベーター、操作説明をして、緊急時の対応などを一応教えていた時、彼女は壁にメモを書きだした。
「Mさん…ソコ書いちゃダメ…」
「はっ! すいません、すぐ消します」
油性だし…消えないし…手で擦るから真っ黒だし…ここ新社屋だからさ…。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます