俳句集3

作者 井上和音

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目次

完結済 全100話

更新

  1. カクヨムの 一話一話に 東風が吹く
  2. 梅雨時期の ローションティッシュは 溶けている
  3. 笑ってよ 三つ星跳ねる 一輪車
  4. 感じない 梅雨の雨にも 寒さにも
  5. 六月だ まだ許さないのか 君の根は
  6. やだやだや やだやだやだやだ 六月は
  7. 梅雨晴れの 寂しさ癒せぬ 犬の声
  8. 虹の端に 若い男女が 結ばれて
  9. 枇杷一つ 頭にこつんと 落ちにけり
  10. 見上げれば 三角形ある 寒い夏
  11. 忘れるな 明日はすぐ来る 夏休み
  12. 梅雨の時期 イラが二つで 雷々だ
  13. 夏の闇 嘲うピエロに 魘されて
  14. 生協の 茶染みる梅雨晴れ 走るチャリ
  15. アンタレス 見える夜道で 笑う四人
  16. 校庭に 落ちた梅見て ひとかじり
  17. パジャマ着て 知る梅雨の季節 ダニ痒い
  18. 梅雨が来た 恐らく次は 夏だろう
  19. 豆腐屋で 知る夏休みの 午後六時
  20. 遠雷に 怯える傘の手 握りしめ
  21. 夏は来る 人は知らずも 天は知る
  22. 膜で掬う 空飛ぶ金魚に 篭の罠
  23. やらいでか 入道雲での シュノーケル
  24. かき氷 床にぶちまけ 笑う猫
  25. 素氷でいい ただそれだけが 夏の味
  26. この季節 靴下サンダル ポロシャツで
  27. ポロシャツじゃ 肌寒いけれど それも夏
  28. 砂浜に ヒトデ並べて 白鳥座
  29. 海に堕ち 闇と光の 意味を知る
  30. ぐだぐだと 一時間聞く 冷房の音
  31. 菜の花に 隠れて開く たんぽぽの花
  32. 部室にて シーブリーズが 香る午後
  33. 部活後 水道で造る ミニプール
  34. 帰り道 桜舞う中 傘を開く
  35. 風が吹く 入道雲から 雲ちぎれ
  36. 二人笑う それを見守る 夏蜜柑
  37. トラクター 通った跡飛ぶ 赤とんぼ
  38. たんぽぽに 掴んで飛んでく 未来たち
  39. 歩いてく 止まった海に 立つ少女
  40. 冷房は 充分冷えたら 消しましょう
  41. 闇の中 何かの虫の 声がする
  42. 砂浜で しゃがみ眺める 波の音
  43. 梅雨さめに 混じり鼓動の 音がする
  44. 花火だね 花火だ止まった また花火
  45. 八月の 琵琶湖に映る 鏡面花
  46. こりゃ夏だ 長袖で来たのに 三十度
  47. 紫陽花に 言葉の知らない 色を塗る
  48. 夜のこと 透明な空と 気付く夏
  49. 五線譜の おたまじゃくしに いじめられ
  50. 梅雨明けて 八時間後に 夏になる
  51. 空調が カタカタカタと 音がする
  52. 暑い寒い 二十八度の 攻防戦
  53. サンタから 貰った箱から 闇の音
  54. セーラーが 背汗で透ける 見ない振り
  55. 滝の音 止まった凍った 奴が来た
  56. 「見えない」と 半袖引っ張り 背伸ぶ君
  57. 自由時間 バケツで水かけ 笑う少女《きみ》
  58. 笛の音 聞こえず一人で 泳ぐ僕
  59. 水の底 脚を眺めて 泳いでく
  60. 運動会 白線引くのは 運動部
  61. テント端 溜まった雨水 捨てる夏
  62. 部室裏 ひとりぼっちで 泣いた夏
  63. 炎天下 金網の先に 君がいる
  64. 梅雨の時期 ウォッカの代わりに お茶を飲む
  65. 午後七時 夏至を感じる 澄けた空
  66. 夏休み ハワイに行って 一年中
  67. 起業して 借金まみれの 夏休み
  68. ガガガガガ ゴロゴロピカッ 稲妻だ
  69. 屋根がある なのに濡れてる 梅雨地蔵
  70. 留守番に 蚊取り線香 割る娘
  71. そうめんと きゅうりを齧る 夏一人
  72. 。。。。、 。。 、。。。 梅雨の雨
  73. 夏の土日 午後四時越える 昼休み
  74. 眠り待ち 蛙そぼ鳴く 窓の外
  75. 梅雨の中 白米食べて 大学へ
  76. 梅雨《つゆ》の音 明日は降るのか 早起きだ
  77. 春風に 膨らむカーテン 影二人
  78. 隣との 団扇《うちわ》と扇子《せんす》の 扇《あお》ぎ合い
  79. 「字が見えない」 半袖こすらせ 覗《のぞ》きくる
  80. 夏の夕 吹奏楽の 音遠く
  81. 「夏以来、泣いてないな」と ふと気付く
  82. 牛乳の 旨さを知った 夏の昼
  83. 「好きだよ」を 打ち消してきた 花火たち
  84. 冷めた飯 火の用心の 撥《ばち》の音
  85. 虹滑る 桜の花びら そりにして
  86. 宇宙《ユニ》サイダー 地球の泡を 飲み干して
  87. 寺の前 落ち葉集めて 芋焼いて
  88. 影長く 銀杏《いちょう》が溶ける 透けた空
  89. 見えぬ烏《からす》 ジングルベルとの 共鳴管
  90. 足速え マフラー引っ張り 呼び止める
  91. 夢の中 貴女《あなた》と桜 似合ってた
  92. 全力で 豆を投げても 溢《こぼ》す孫
  93. 寒暖差 曇《くも》りが取れたら 目の前に
  94. 足を出す 布団に入れる 足を出す
  95. 学ランを 初めて触った またいつか
  96. トンボ掛《が》け ユーフォと太鼓と 春の宵
  97. 一学期 名前覚えた 体育《たいく》服
  98. 夕立で 車に詰め込む 野郎共
  99. 雪の朝 並んだ二つの 足の跡
  100. 午前五時 私と野薔薇《のばら》と 桐と霧《きり》

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