午前一時の高校。

勉強したくねえと思う一般女子高生が現れた。

レールガン女子高生が実装した特殊ギミックは平時（一般人が想定する戦争や内乱のない平常の時を指す言葉。平和が一番大事だという意識が万物の根底に流れている）というよりもずっと危機的状況を想定して用意されたものだったが、テスト直前というある意味での危機的状況において発動した。心が通い合ったときに融合（インタリンク）する。一般女子高生の二人が手を取り合い、光に包まれてカタチを変える。一般女子高生はウロボロスと名付けられた巨女子高生となり、職員室に突撃して炎の雨を降らせ、作成中のテスト用紙を焼き尽くした。

だがいきなりブレードビームライフルを持った女子高生がやってきて、けっこうすごい攻撃で巨女子高生を打ちのめした。

一般女子高生二人の戦力を掛け合わせても、兵器女子高生には及ばないのであった。