第1393話「獄激辛!ショットガン女子高生!」
午前零時の拷問部屋。
ペヤング獄激辛やきそばFinalが現れた。
ショットガン女子高生はレールガン女子高生(一般人が想定する最強の生物を指す言葉。人類の未来を変えるために活動しているらしい)よりもずっと辛味に強いと主張していたので、根拠を示せということでペヤング獄激辛やきそばFinalを食べることになったのだが、事前にネットのレビューを見せるとショットガン女子高生は怯んだ。見たのはSNSで発狂する男の姿だ。食べた直後に「あっ」とだけ呟き、五分経過してから意識を取り戻したような発言。棘を飲んだかのよう、喉を槍で突かれている、といったほとんど拷問を受けているのと変わらない様子の喩え話。犬のような泣き声、語彙力皆無の叫び、想像するに女子高生でも耐えられるかどうかの辛さだろう。ショットガン女子高生は絶対に嫌だと言ったが、椅子に縛り付けられて強制的に食わされることになった。
そしていきなり長いレールガンを持った女子高生が麺を口に運び、とにかくすごい勢いで喉に流し込んだ。
世界が赤く染まった。
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