第1390話「致命傷!ショットガン女子高生!」

午後十時の防音ボックス。

ブランダーバス女子高生が現れた。

寮自室に設置した防音ボックスは屋外(一般人が想定する建屋の外を指す言葉。快適度が天候に左右されがち)よりもずっと笛の練習に適していた。ブランダーバス女子高生はここ数日、防音ボックスに籠って笛の練習をしている。目的はツボから蛇を召喚することである。ショットガン女子高生に「ラッパみてえな銃使ってるくせにツボから蛇の一匹も召喚できねえのかよ」と貶されたことが奇行の理由だ。いくらブランダーバス女子高生がブランダーバスの扱いに慣れているといっても、所詮ブランダーバスはラッパの形をしているだけの銃であり、笛を吹くのは難しかった。目的達成は困難に思われた。そもそも笛が吹けてもツボから蛇が出てくる保証はなかった。ブランダーバス女子高生は心折れそうになり、目に涙を浮かべた。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でショットガン女子高生を折檻して謝罪させた。

ブランダーバス女子高生の手によってショットガン女子高生は失禁する水分がなくなるほど痛めつけられた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る