第1364話「頭の中、声がしてる、それ以上 not make more mistakes」

午後十一時の男の頭の中。

仮面ライダーファイズのアクセルフォームと仮面ライダーカブトのクロックアップを混同した記憶が現れた。

時間を引き延ばした演出は何(一般人が想定する不定の物事を指す言葉。また、相手の言い分を否定したり問い質したりするときに用いられる言葉)よりもずっと男のロマンを刺激するものだが、男は加齢と疲労と時間経過によって記憶が曖昧になっていたので、超高速になるという印象の上記二つを一緒くたに扱ってしまっていた。アクセルフォームは活躍と合わせて2ndエンディングテーマであるところのThe people with no nameが軽快に流れ出し、必殺のクリムゾンスマッシュを決めるわけだが、前話で記載した雨が停止する演出はそんな仮面ライダーファイズのアクセルフォーム中の描写ではなく仮面ライダーカブト第4話のクロックアップによる時間流変化描写である。謹んでお詫び申し上げます。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で正座で頭を下げようとした作者を止めた。

どれだけ間違いを重ねても、このまま前に進むしかないのだ。

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