第1359話「男性の法則」
午後八時のイギリス。
フックが現れた。
彼が発表した男性に関する法則は女性(一般人が想定する男性と対比されるヒトの性別を指す言葉。一般的には生物学の雌と同義だが、今のご時世的に多様性に配慮する必要があるので必ずしもそうとは言えない場合があるとだけ記載する)よりもずっと男性が素晴らしいものであることを綴ったものであり、あまりに思想が濃かったため様々な論争を引き起こした。彼の打ち立てた成果は多く、たとえば火薬の威力を測定する機器、時計用の精密な歯車を作る機械の考案などがあり、王立協会に属していたが、男性の法則があまりにあまりだったので最終的に王立協会のフェローシップを剥奪されてしまった。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で文字を修正した。
弾性に関する法則が生まれ、ばねが理論に基づいて用いられるようになった。
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