午前三時の職員室。

自衛隊が現れた。

女子高生は国民（一般人が想定する日本に生きている一般人を指す言葉。国家の庇護下にある）よりもずっと特権的地位を得ていたが、それは女子高生が人間のように見えて人間でない別の生物であることが所以であり、別の生物に法律を適用することが不可解であるという判断からだった。しかし突如として地球国家元首を自称する地球外生命体が降臨、女子高生許すべからずの方針を打ち出し法の適用範囲を広げた。傍若無人な振る舞いが罰される時が来た。女子高生たちの住まいである神代高校女子寮を包囲すべく自衛隊は高校を目指し、ついに職員室を占領した。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で余計な指示を出した地球国家元首に怒りの一撃を加えた。

戦いが始まった。