第1318話「自信をとりもどせ!!」

午前六時の空。

雪が現れた。

太陽は雪(一般人が想定するしんしんと降り積もる絶望を指す言葉。十二月~三月頃によく出現する)よりもずっと自分の強さを自覚していたので、雪なんてすぐ溶かしちゃうぜと調子に乗っていたが、雪にはたくさんの仲間がいた。分厚い雲、光を遮る建造物、遮蔽物は数知れず。仮に太陽光が直撃しても、低い気温は表面温度の上昇を許さない。太陽は自信を喪失し、氷河期が訪れた。人々はこたつから抜け出せなくなり、人類はこたつの中で死滅した。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で太陽の自信を取り戻した。

人類の未来に光が差した。

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