第1302話「仮装するなら似合う姿をさせろという判断」
午後一時のハロウィン。
女子寮の一室に集い仮装をする女子高生たちが現れた。
ハロウィンにはお菓子(一般人が想定する食事以外の嗜好品として食べられている食品を指す言葉。甘くて美味しいものが多い)よりもずっと悪戯を希望する女子高生が多いのだが、理性のない女子高生たちに一旦悪戯を許してしまうと何をされるか分かったものではない。ハロウィンの日にお菓子を持つのは女子高生からの悪戯を防ぐ、という一点において非常に有用である。逆に悪戯されたい者は菓子を持たずそのへんをほっつき歩くなり、女子高生たちの中に飛び込めばいい。レールガン女子高生は菓子を持たずに女子高生が集う女子寮の一室へと突撃した。
だがいきなり女子高生の中で一番男装が似合うランキング一位ことガトリングガン女子高生がレールガン女子高生を迎え入れて、とにかく美麗な執事っぽい仮装姿で「お待ちしておりました、お嬢様」と笑いかけた。
レールガン女子高生は倒れた。
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