午前六時の屋上。

セクシーなランジェリー姿で街を見守るアンチマテリアルライフル女子高生が現れた。

アンチマテリアルライフル女子高生は制服姿（女子高生が想定する神代高校指定制服を着た格好を指す言葉。マフラーと合わせる、着崩す、スカートを巻いて丈を短くするなど自由に変更しても良い）よりもずっと下着姿の方が過ごしやすいと思っていたが、体面的な話もあるので周囲の目がない早朝の高校屋上で下着姿になって街の安全維持活動に勤しんでいた。怪しい人影や地球外生命体を見かければすぐさまライフルを構えて一撃、葬り去る。屋上から街を見下ろすのが趣味の彼女がついでに行っているこの活動で、小さな争いの芽は絶たれているのだった。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でアンチマテリアルライフル女子高生の背後に転移して慎ましやかな尻を撫でた。

レールガン女子高生はライフルの餌食となってしばらく行動できなくなった。