第1001話「Reset_37」
日付が変わる瞬間が引き伸ばされた時間領域の狭間。
犬が現れた。
犬は見た目(一般人が想定する外見を指す言葉。第一印象を左右する)よりもずっと恐るべき力を秘めていた。何せ時間領域の狭間に侵入できるのだ、見た目通りの可愛らしい犬であるはずがない。犬の正体はケルベロス、ギリシャ神話において冥界の入り口を守護する番犬である。三つ首として描かれる場合が多いケルベロスだが、今回は首二つを亀のように体に収納しての登場だ。ただの犬だと思い込んだレールガン女子高生が近づいてきたその瞬間、収納していた首が突如として飛び出しレールガン女子高生がに襲いかかる。
だがいきなり長いレールガンを取り出して、とにかくすごい攻撃でケルベロスだけを迎撃するつもりが勢い余って時間まで破壊した。
すべての出来事における時間が失われ、また物語は時を繰り返すこととなった。
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