第812話「女子高生たちの宴 #2」

午後四時の商店街。

浴衣を着たショットガン女子高生が現れた。

商店街は高校(一般人が想定する神代高等学校を指す言葉。略称は神高)よりもずっと祭りの気配で盛り上がっていた。夏祭りらしい格好をしないと奇異の目で見られる、どころではなく排除される。そう確信できるほどの熱狂ぶり、あるいは夏祭りが行われている状態が自然であるという雰囲気。明らかな異質、分かりやすい異常。力を持て余したレールガン女子高生が起こした事件に違いない、とショットガン女子高生はノリノリで調査に乗り出した。

そこにいきなり浴衣姿でブレードビームライフルを持った女子高生がやってきて、とにかく高いテンションで近場から調べていくべきだと提案した。

二人で屋台を回っていくことになった。

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