第722話「お仕事にララバイ」
午前三時のデスク。
企画書を書き上げる社会人が現れた。
社会人は同期(一般人が想定する人為的な制御によって同時に発生する事象を指す言葉。各事象には協調性と繰り返しの傾向が確認できる)よりもずっと上司を苦手としていたが、だからといって企画書を当日早朝まで放置するのはさすがにやりすぎたと後悔している。後悔の理由は当然、大変なのは上司ではなく自分だからである。あと約四時間で仕上げることができるのか。企画書リアルタイムアタック。もちろん完成して終わりではない、眠そうな顔を一切見せずプレゼンを完遂する必要があった。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で睡魔を召喚した。
おやすみの時間がやってきた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます