午前九時の夢の国。

三大マウンテンのうち一つに乗ろうとする兵器女子高生たちが現れた。

レールガン女子高生は三徳包丁女子高生（一般人が想定する三徳包丁を使いこなす女子高生を指す言葉。シビ切り包丁も扱う）よりもずっと料理にこだわりがなかったのでご飯の予約まではしなくてもいいと思っていたが、せっかくここまできたのだから多少値は張っても予約できるレストランでランチを頂こうというのが三徳包丁女子高生の意見だった。予約のため集団を離れた三徳包丁女子高生以外の皆は先行して列に並び、搭乗口付近でなんとか合流する。

だがいきなりキャストがやってきて、とにかく長いマフラーは危ないので外して下さいと依頼した。

表情を隠せなくなると焦ってなりきりちゃんに泣きついた。